ラベリングしてますか?
片付けは
整理して(モノの要不要を自分や家族に合わせて見極めて)
収納する
ことで完成します。
ですが、最終的にとっても大事なのが
どの場所に
どんなものを
どんなグループ分けをして
収納したのか
そこで暮らす家族全員が把握できている
ということなんです。
どうでしょう?
扉の中
見えない(不透明な)カゴや箱
フタを取らないと見えない容器
にしっかりラベリングされていますか?
よくお片付けで伺う現場でも
・ラベリングが苦手です…
・どのように付けたらいいのかわからなくて…
というお声をお聞きします。
私の答えはいつも
「そんなに難しく考えなくてもいいです!
家族に一度でも、アレはどこ?と聞かれたことのある『アレ』を書いてみてください」
そうなんです。
例えば画像のように白い箱が並んでいるとして、
この番号のラベリングで、どこに何が入っているのかわかっているのが、たった一人でも
その一人しか、この箱から物を取り出さないのなら、これだけで十分なんです。
でもたとえばある特定の番号には、3人の人が出し入れするものが入っているとなったら
その3人全員がわかる
名前=ラベル
を付けてあげる必要があるんですよね。
ですから、ある箱の中身が
バンドエイドや爪切り、耳かき、体温計など
家族全員が何かと使う物が集まったものを入れた箱があるとしますよね。
なんと付けますか?
衛生用品
と書いてわかる人もいるでしょう。
でも、もしも探す人、戻す人が
爪切りだけいつも探していたり、戻しそこなうのだとしたら
衛生用品の下に
爪切り
だけ独立してラベルを貼ってあげるのが
親切なんじゃないかな?
と思っています。
(お片付けの現場でも、そうやって皆さんにお話を伺いながらラベリングしています。)
ラベリングは
見栄えよくするためではなく
戻すため
探すため
ひいては
使う人すべての人が、使いやすく、戻しやすくするための道しるべ
なのです。
最後に
ラベリングは仕事場ではまたその意味合いが変わってきますが、
ご家庭の場合は、本当に自由に付けていいのです!
わが家は乾物のボックスに粉末だしが入っていますが、
それは粉末だしは時折遊びにくる実母しか使わないからです。
そしてちゃんとそのボックスには
乾物
粉末だし
が併記してありますヨ。
ラベリングは
もっと気軽に
・行方不明になりがちなモノ
・いつもアレどこ?と聞かれるモノ
単品でもぜひラベリングしてみてください!